似ているようで、全く別物?

なかなか興味深いお話しだったので

植物は虫に食われたり葉をちぎられたりして「身の危険」を感じると、苦味物質や虫を遠ざける作用を持つ物質を合成し、放出することが知られている。

不思議なことにこの反応は、食べられた葉だけでなく、そこから離れた場所でも起こるという。

だが、脳や神経を持たないはずの植物がどうやって危険を体全体に知らせるのか? そのシグナルの仕組みは未だによく分かっていない。だが最近、埼玉大学の研究者らがその秘密の一端を明らかにし、科学誌「Science」(今月14日付)で論文が掲載された。 

 研究によれば、植物の細胞が傷つけられたとき、その情報はカルシウムイオンの波として全身に伝わるという。研究者らはシロイヌナズナとカルシウムイオンに反応して光るタンパク質を用い、傷を付けられた箇所からカルシウムイオンの増加を示す緑色の光が一気に広がる様子を撮影することに成功した。論文と共に公開された動画には、虫にかじられた次の瞬間、その場所で強い光が発生し、瞬く間に周囲の細胞から細胞へと波のように伝わり、師管を通じて全身へと広がっていく様子が克明に映し出されている。

さらに、このカルシウムイオンのシグナルを引き起こしている物質も特定された。それはアミノ酸の一種であるグルタミン酸で、傷ついた細胞から流れ出たグルタミン酸が近くにある細胞のグルタミン酸受容体を活性化し、痛みのシグナルを連鎖的に伝えているというのである。グルタミン酸は人間をはじめ動物でも神経伝達物質として使われている物質である。今回の研究は、植物には動物のような脳や神経は存在しないが、似たようなシステムで情報をやりとりしている可能性を明らかにしたのである。

研究者らは、グルタミン酸が植物にとって痛みを伝える物質である可能性を指摘している。物言わぬ植物もその体内では我々と似たような反応を起こしており、もしかすると我々とは形は違えども「痛み」も感じているのかもしれない。だとすると、道徳的・倫理的な理由を掲げる菜食主義者の言い分は通らなくなる。

最近、オシャレ感覚で

ヴィーガン料理専門店ができたり

ヴィーガン生活はじめて1ヶ月経ちました〜?

とありますが

そもそも

ヴィーガンとベジタリアンは定義は全く違うので

よく理解し上で、この言葉を

使う事を私はお勧めします。

論文読んで感じるところわかります?

私の仕事は生命保険を販売することです 山本 健臣

長寿社会は長期就労時代 この半世紀で人生が20年以上延びライフプランが大きく変化しました 私は一人でも多くの方々に長期就労、長生きの時代に沿ったライフプランを提供することが使命です お気軽にお声をお掛けください

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