公的年金制度は年金だけの話ではありません!
年金を受給するために必要な「25年」の保険料納付要件が「10年」になる「年金機能強化法改正案」
が施行され、これによって、約64万人が新たに受給資格を得ることになりました。
仮に10年の納付要件を満たしたところで、生活するに十分な金額かというと、そういうことではない点が懸念されます。
本来、基礎年金は40年間保険料を納付したことにより、約78万円(平成28年度)を受給できるもので、月額にしても約6万5千円となり、無年金よりは助かるものの、生活する上での問題は残ります。
仮に10年の要件を満たしたとしても、月額約1万6千円の年金額ですので、それだけで生活をまかなうことは大変厳しい問題となります。
私も仕事上、年金の相談を受けますが、実際に年金を払っていない方がいらっしゃいます。
お話を伺うと、
本当に将来年金を受け取れるのか?
(もらえるか心配だから払わない?と都合の良い解釈)
という意見が多いです。
しかし、このような意見を話される方の多くがお金に対してルーズな方が多いです。
(私の経験上ですが)
国民年金は将来の年金だけではなく、それ以外の保障も付帯しています。
20歳になったら、国民年金に加入すること納付は国民の義務なのです。
将来もらえるか?貰えないかの議論の前に保険料は納付しましょう!
そこからの議論です。
国民の多く、私のお客様の多くは国民年金、厚生年金を加入した上で更に不足分をご用意されています。
また、そのアドバイスをするために私たちの存在意義があるものと考えいます。
0コメント