新成人の年金に対してのとらえ方
今年の新成人は、全国で約125万人。ここ数年では大きな減少もなく推移しているようですが、少子高齢化に変わりはありませんので、将来一生懸命支えていただかなければならない逸材です。
この新成人に対する年金に関しての調査がありました。
ある調査機関が調べたところ、「年金は信頼できない」とする意見が59%、「信頼できる」という意見が41%。
まだまだ信頼できないとする割合も多いのですが、2014年(平成26年)の調査時の27%と比較してみると、大きく信頼を寄せる意見が増えてきたことがわかります。母数が不明な点を除けば明るい兆しにも受け取れます。
一方で、厚生労働省の2014年国民年金被保険者実態調査によると、20代前半の方の納付率は23.7%、学生納付特例は48.5%、そして滞納率は15.6%で、20歳になって国民年金の手続きをした割合は、全体の半数程度という結果があります。
年金の手続きに関しては、滞納率が15.6%というデータから考えると、みなさまのお客さまのお子さんが年金の手続きをしていないことも考えられます。親御さんが代わりに納めるでもよいとは思いますが、一度確認してみてはいかがでしょう。
(ちなみには我が家は現在学生中の長男の年金は私が支払っています!)
平成しか知らない彼らは
リーマンショックのときは小学校高学年、その後経済が立て直した社会を少しずつでも垣間見ていたとすれば、未来への希望は大きく持っていた年代とも考えられます。
(間違いなく私の時代より、しっかり将来を見据えている子が多い)
新成人に対してのインタビューで、「世界を変える仕事をしたい」というコメントを聞くと、年金を信頼できるとした意見はまんざら間違いではないような気もします。 戦争はなかったが、多くの災害があった平成が平和な時代だったのか、
これをデフォルトと感じる彼らには、大きな未来が待っているのかもしれませんね。
*平成の時代ほどサラリーマンの給料が上がらなかったそんな印象です!
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