高額療養費制度くらいは?
高額療養費制度は、病院の窓口で支払う医療費が一定限度を超えた場合、お金が戻ってくる制度のひとつです。
年齢や所得に応じて、本人が支払う医療費の上限が定められています。
私たちのところには、新しく医療保険に入りたいとか、今入っている医療保険の見直しをしたいとか、今入っている医療保険だけでは足りないのではないか?
などというご相談を多くいただきます。
みなさんは毎月、「健康保険料」を支払っていまよね?
会社員の方は給与支給の際に天引きされていますし、自営業の方は国民健康保険料を支払っています。
つまり、みなさんは「健康保険」という保険にすでに加入しているのです。そして、その証明として「健康保険者証」を付与されています。
一ヶ月に一定金額を超えたら医療費を払わなくても良い、という制度です。
一定金額を超えたかどうかの判定は1ヶ月ごとに行います。
例えば、9月25日~10月5日に入院したとして、10日間の合計金額が一定額を超えていても、その月ごと(9月、10月とも)の医療費が超えていなければ高額療養費制度の対象にはなりません。
1ヶ月の医療費が高額になった場合が対象です。
一定金額を超えた月が3ヶ月あった場合には、高額療養費制度を3ヶ月利用することができます。さらに、年間を通して、4ヶ月目にあたる月からは自己負担額がさらに軽減されます。
高額療養費制度を利用すると、いざという時にはかなり多くの医療費を軽減してもらえます。
しかも、医療費がたくさんかかるとわかっている場合は、事前に申請しておくと、病院の窓口での支払いを自己負担分のみとすることができるのです。
これらを踏まえた上で医療保険やがん保険に加入すると良いと思います
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